ダイヤモンドの消費が多い国は

中国が日本を抜く

インフラよりも国内消費を優先する中国が影響を与えるダイヤモンド買取

ダイヤモンド買取の業界における中国の存在感は、近年になって大きくなる一方です。日本を抜いて世界2位の経済大国となったことで、ダイヤモンドの需要が国内で爆発的に増えているためです。

中国もダイヤモンドの生産地の一つですが、主産地のアフリカ諸国と比べれば大幅に少ない量しか自給できません。鉱脈を発見して採掘を開始するためのインフラよりも、国内消費のための需要を賄うために、アフリカ諸国との関係を深めることを優先しています。

ダイヤモンド買取の世界でよく言われることは、中国では富裕層に加えて中流層が非常に増えていることです。富裕層よりも中流層のほうが、ダイヤモンド買取を利用する機会が多いという側面もあります。中流層が増えることは経済にとってはプラスとなります。日本の戦後の経済成長についても、中流層の人たちの消費によって支えられていました。

インフラよりも国内消費を重視する中国は、日本よりも遥かに多くの鉱物資源を必要としている現実があります。中国は国土が広く、鉱物などの資源もないわけではありませんが、あまりにも人口が増えてしまったために、自国だけの努力では鉱物の供給ができなくなってしまいました。10億人以上の人口を抱えているのですから、ダイヤモンドを必要とする人の数も半端ではありません。上昇志向が強い国民性も影響して、誰もが高価な宝石や金製品を求めるようになっています。

インフラよりも国内に潤沢にある資金を使って、国内消費を賄うために、アフリカ諸国を援助して見返りを得ようとしているのが昨今の状況です。限りあるダイヤモンドを求めて、世界中の国々が争奪戦を繰り広げていますが、中国は周到に準備を進めています。ダイヤモンド買取の店舗と取引をする宝石商にとっても、中国の動向を無視できない時代となりました。

ダイヤモンド買取における価格は、中国における需要の増大の影響を常に受けています。需要が増大すれば価格が高くなるのは当然ですが、ダイヤモンド自体が限りある資源であるという問題もあります。いつかは枯渇する恐れがある資源ですから、値段が暴落することがないのは金と全く同じです。ダイヤモンドも金と同じように資産として保有する富裕層や中流層も増えています。

中国の経済は20世紀の後半から成長の一途をたどってきましたが、今後はどうなるか分かりません。いつ起こるか分からない経済危機に備えて、資産価値が高いダイヤモンドを保有することは、中国でも注目されていることです。

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